今止めなくていつ止めるんだ?
またまた原発の話になってしまうんだけど、今日のニュース番組でリュック・ベッソン監督が原発について語っていて、ほんとその通りだと思いました。
監督がどんな事を語っていたかというと、「自分たちの子ども達から指を指されるのが怖い」と言っていました。
どういう事かというと、人間ではコントロール出来無いような核エネルギーに頼り切った社会を創りだしてしまって、放射能や核廃棄物で汚染された地球に住み続けないといけない、まだ誕生してもいない子どもたちにも迷惑をかけて恨まれるのが怖いと言うことです。
恐らく人類を全滅させるようなウィルスは無いと思うんだけど、核物質は人間を全滅させる能力を持っていると思います。
いざという時に人間がコントロール出来無い危険なものを、人間が扱っては絶対にダメです!
福島第一原発の事故によって原子力発電の危うさが改めて示されて、ドイツは原発全廃に向けた法律が決まったようですが、原子力による被害を3回も味わっている日本は、未だに原発に頼ろうとしている。
それっておかしくないですか?
日本は先頭になって、世界に脱核兵器・脱原発を訴えていかなければならない国ですよ!
地球上には原発に頼らなくても、エネルギーはたくさんあります。
今はそれを上手く使いこなせていないだけ。
すぐにそれらのエネルギーに代替えすることは現実的に難しいけど、せめて原発全廃の目標を定めて動かないとダメだと思います。
どうしても原発を再稼働するにしても、原発の安全性をPRするのではなく、いつまでに「原発を全て廃止する!」と定めてからでないと稼働させてはダメだと思います。
そうじゃないと、またズルズルと原発に頼り切った社会が続いてしまいます。
これは政治に参加することができる、現在20歳以上の全ての人間の責任だと思います。
そういう意味で、ドイツの決断は素晴らしいです!
今止めなければ、ほんともう止めれないですよ!